Amazon、欧州で難民5,000人を雇用へ

米アマゾンは今後3年間で少なくとも5,000人の難民をヨーロッパで雇用し、AWSのITSkills4Uプログラムのプログラムを通じて10,000人のウクライナ人にトレーニングを提供することを目指すと発表しました。

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Amazon、欧州で難民5,000人を雇用へ

米アマゾンは今後3年間で少なくとも5,000人の難民をヨーロッパで雇用し、AWSのITSkills4Uプログラムのプログラムを通じて10,000人のウクライナ人にトレーニングを提供することを目指すと発表しました。

同社はThe Tent Partnership for Refugees(TENT)が主催するTent European Business Summitにおいて、このコミットメントを発表。そのほか同カンファレンスでは40以上の企業が合計で250,000人の難民を支援すると発表されました。

【各社の採用目標】
・Amazon:少なくとも5,000人
・ヒルトン:少なくとも1,500人
・マリオット・インターナショナル:少なくとも1,500人
・ISS:少なくとも1,000人

そのほか人材派遣会社のアデコやランスタッドは、15万人以上の難民に仕事を見つけるとしています。

TENTによると、現在ヨーロッパにおける難民危機は第二次世界大戦以来最大の水準に達しています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると2022年時点で、欧州には約1240万人の難民と720万人の国内避難民が存在し、そのうちの400~500万人のウクライナ難民が含まれていると考えられています。

《The Green Economy編集部》