西村経産相、豪州のボーエン気候変動・エネルギー大臣と会談

西村経済産業大臣は7月26日、オーストラリアのボーエン気候変動・エネルギー大臣と会談を行いました。

政策 政治
西村経産相、豪州のボーエン気候変動・エネルギー大臣と会談

西村経済産業大臣は7月26日、オーストラリアのボーエン気候変動・エネルギー大臣と会談を行いました。

経済産業省によると、会談ではエネルギー、気候変動をめぐる現下の厳しい状況を踏まえ、エネルギー安全保障、脱炭素化、経済成長を同時に達成することの重要性が共有され、多様な道筋によるエネルギー移行とイノベーションを推し進め、 世界全体での脱炭素化に貢献していく、との大きな方向性について認識を共有しました。

両大臣は、気候変動及びエネルギーに関する政策について議論し、豪州からの安定したエネルギー供給の重要性を共有しました。豪州は、日本にとって安定的かつ安全なエネルギー供給国になるというコミットメントを改めて表明しました。

また、両大臣は、エネルギー安全保障及び気候変動に関する協力の深化には、両国における安定した政策、投資環境が不可欠との認識に基づき、セーフガードメカニズム(SGM)の運用も含め、引き続き両国間で議論を重ねていくことの重要性を強調しました。

日豪間では水素や燃料アンモニアなどの分野でも密に連携してきており、「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想の実現に向けた連携や今後の日豪間のエネルギー協力について議論しました。

加えて、資源及びエネルギーの安定的な供給先であるだけでなく、エネルギー移行に関する多くの二国間プロジェクトが進展している豪州との関係を一層強化するため、日豪で幅広い協力及び協議を行っていくことを大臣間で確認しました。

《The Green Economy編集部》