伊藤忠、北米で再エネファンド 三井住友信託、東急不動産など出資

伊藤忠商事株式会社は北米の再生可能エネルギー発電資産を対象とした投資を行うファンド、Overland Capital Partners, L.P.を設立したと発表しました。

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伊藤忠、北米で再エネファンド 三井住友信託、東急不動産など出資

伊藤忠商事株式会社は北米の再生可能エネルギー発電資産を対象とした投資を行うファンド、Overland Capital Partners, L.P.を設立したと発表しました。

設立に際しては、三井住友信託銀行と共同でファンド事業の構想、投資家の募集活動等を実施。三井住友信託銀行、芙蓉総合リース、東急不動産が出資を決定し第一次クロージングを行いました。今後も投資家の募集を継続、同ファンドを通じ、20億ドル程度の再エネ事業を行う予定です。

同ファンドは、伊藤忠商事100%子会社のTyr Energy, Inc. 社が新たに設立する子会社を通じGeneral Partner(GP)として運営、北米の再エネ発電資産へ投資予定です。同社はこれまでも、Tyr Energyを通じ、米国で30件以上の発電所開発及び投資を実施。さらに現在Tyr Energyは同社の100%子会社であるTyr Energy Development Renewable, LLC(以下、「TED」)を通じ、約20資産、200万KWの太陽光発電資産の開発を推進中です。

《The Green Economy編集部》