三井物産子会社e-dashが25億円の資金調達を実施 みずほ銀行ら4社が脱炭素化推進で資本業務提携

・e-dashなど4社が資本業務提携締結
・25億円の資金調達で脱炭素化支援
・CO2排出量の可視化・削減に注力

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三井物産子会社e-dashが25億円の資金調達を実施 みずほ銀行ら4社が脱炭素化推進で資本業務提携

e-dash株式会社は、三井物産株式会社、株式会社みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア株式会社の4社が、2024年2月13日に資本業務提携契約を締結したことを発表しました。本提携は、三井物産による追加出資とみずほイノベーション・フロンティアを引受先とする第三者割当増資を通じ、e-dashに総額25億円の資金調達を実行するものです。

2050年のカーボンニュートラル達成に向け、企業のCO2排出量の情報開示や削減に向けた取り組みが進む中、サプライチェーン全体の脱炭素化と産業の構造転換を支える仕組みの構築が求められています。

三井物産は、2022年2月にe-dashを設立し、企業や自治体のCO2排出量の可視化から削減方法までの取り組みを支援してきました。みずほ銀行との業務提携を通じて、中堅・中小企業の脱炭素化を促進しており、今回の提携により、CO2排出量の可視化だけでなく、サプライチェーン全体の脱炭素化と産業の構造転換を支える仕組みの構築を目指します。

三井物産、みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア、e-dashの各代表は、本提携を通じて、CO2排出量の可視化を起点に、脱炭素化の取り組みを加速させ、日本のエネルギートランジションや産業競争力強化に貢献する意向を示しました。今後、新規事業や新規ソリューションの開発・提案を含めた様々な連携を図っていく予定です。本提携により、日本の各産業において脱炭素化に向けた取り組みが一層強化されることが期待されます。

《編集部》