セブンイレブン、環境配慮型店舗の実証実験開始 CO2排出量7割減

先進的な省エネ・創エネ・蓄エネ設備を備えたセブン‐イレブンの新たな環境負荷低減店舗実証実験を本格スタート

テクノロジー エネルギー
セブンイレブン、環境配慮型店舗の実証実験開始 CO2排出量7割減

株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、株式会社日立製作所、株式会社リコー、サンデン・リテールシステム株式会社と連携し、各社の持つ先進技術を集め、更なる省エネ、創エネと蓄電の取り組みの進化を目指した環境負荷低減店舗の実証実験を、「セブン‐イレブン三郷彦成2丁目店」にて本格スタートしたと発表しました。

セブンイレブンではこれまでも、CO2排出量削減に向け省エネ・創エネ・蓄エネなどの取り組みが行われてきました。

今回、さらなる省エネへ向けて新型の冷凍冷蔵設備の設置、外気を取り込み冷蔵設備や空調の負荷を低減させる給気システムの導入、全体最適化を目指したエネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入を実施します。

また、創エネ・蓄エネの取り組みとしては、次世代太陽電池を初めて設置するとともに、屋根上の太陽光パネルに加え、ソーラーカーポートも設置することで、再生可能エネルギー比率を高めています。さらに、資源循環に配慮した可動式蓄電池(バッテリキューブ)を導入することで、発電した再生可能エネルギーを有効活用いたします。これらの設備構成最適化エンジニアリングにより、高い省エネ・創エネ・蓄エネ効果を実現し、本店舗における購入電力量については2013年度対比で約60%削減、CO2排出量については約70%削減することが可能となります。

取り組み、実証実験の詳細は同社の発表をご覧ください。

《The Green Economy編集部》